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新燃岳の大爆発で複雑な稲光



先週の水曜日(1月26日)から活発な噴火活動を繰り返している霧島連山の新燃岳、27日には52年ぶりという大爆発を起こした。上の写真(ナショナル・ジオグラフィック)はその時の様子を写したもので、稲光が複雑な模様を描いているところが、幻想的だ。

この爆発は、マグマ爆発といって地中のマグマが上昇して噴出したものだ。その時に、帯電したマグマが大気と接することで、巨大な電流が走り、このような稲光模様が生じる。

新燃岳のマグマ爆発は、189年ぶりだ。地中のマグマは一回ですべてが噴出したとは限らないので、今後も爆発が起こる可能性はあるという。







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