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親星に飲み込まれそうになっている惑星の映像を、ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた。(上の写真:AFP提供) この惑星はWASP-12bといって、銀河系の中のぎょしゃ座の一角にある。2008年に発見されたばかりの新しい天体で、摂氏1500度と異常な高温が注目されていたが、それは親星に余りにも接近したことの結果だったことが確認された。この惑星は親星の引力によってひきつけられ続け、今後1000万年以内に完全に飲みこまれる運命だ。 この惑星は地球から600光年の彼方にある。地球よりも300倍も大きく、24時間かけて親星を一周しているが、接近しすぎた結果、表面の物質が親星に引っ張られ、全体が楕円形になってしまった。 1000万年といっても宇宙の尺度からすれば、ほんの短い期間でしかない。 |
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